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2005年11月11日 (金)

フランスの暴動

フランスの一連の暴動に関する雑感を。

すでに2週間になろうとするフランスの暴動。
移民の少年二人の感電死に端を発する今回の暴動は移民たちの不満が爆発したもの。…とする報道が国内ではなされているらしい。わたし個人はテレビのニュースや新聞の記事というものは眺める程度にしかみないのでそれぞれのメディアがどのようなバイアスを今回の出来事に掛けているかはわからない。が、今回の出来事はフランスがその国家形態を維持していく上でおこるべくして起こった出来事なのだろう。フランスは国家形態を維持するために移民を受け入れてきた。しかし、移民としてきた人々の一部は、フランスにおいてフランス国民となるのではなく、あくまで従来存在してきた自己社会のなかにとどまることを選択し、またそれ以外の選択肢を自己発現することを拒んだ。フランスに来たのは貧しく危険な土地を捨てて、今までよりは安全で豊かな土地に移ってきただけ。そういうことだ。俺たちは引っ越してきて自分たちの生活を始めているだけだ。自分たちの文化を守っているだけだ。それのどこが悪い…
人々の意識のズレが大きすぎるから議論すらできない。なぜフランスの学校に行かなきゃならない。なぜフランスの決まり事を守らなくちゃいけない。なぜフランス人のいうことを聞かなきゃいけない。なぜフランスは俺たちを差別する…
差別の理由は常に相対的だ。絶対的価値観など存在しない。あるのは、相対的なものを絶対と信じて疑わぬ個人的、集団的、社会的意識構造だ。それぞれの意識構造は連接し影響を与え合っている。個体数の小さな意識構造ほど、他の意識構造と平衡化できるが、個体数が増えれば増えるほど、他の意識構造と平衡化することは困難になる。
今回の出来事は長期的にその影響を汎世界的に与えるだろう。社会的意識構造が平衡化するには、ヒトの持つ技術はあまりにも未発達であろうから。

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TBありがとうございます☆お返しです!ついでに(笑)ブログ開設おめでとうございまするっ。 [続きを読む]

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