「iPhoneゲームは傾けると見づらい」それがどうした!(アッテンボロー風)
「iPhoneゲームは傾けると見づらい」。それはそのとおりだ。
iPhoneに供されるゲームの中にはiPhoneの加速度センサーを利用したものも多くあり、ある種、この加速度センサーの利用こそがiPhone/iPod touch用ゲームの醍醐味の様に語られている節もあります。
わたしも、この加速度センサーはiPhoneでゲームを作る上で重要な要素だと思います。
(タッチもあるけど、それはほら、DSもあるし)
iPhoneを左右や前後に傾けると、それに応じて画面の中のキャラクターが動く。
つまり、多くの人々が「Wii」で手に入れた、自己の動作とキャラクターの連動性という快感をiPhoneでも味わう事が出来るわけです。
しかし、記事の中にもあるようにiPhoneを前後に傾けると視野角の関係でiPhoneの画面は見づらくなってしまいます。記事の記者はこの点に問題があるとしています。
でも、その事は本当に問題になるのでしょうか。iPhoneを前後に傾けると画面は見づらい。
その通りです。そしてそのことは、ゲームを開発する開発者自身が一番最初に気づいている事です。
この事を問題とみている開発者も実際に存在します。
しかし、ハードウェア上の制約があるのならば、その制約を逆に利用してしまうのがゲーム開発なのではないかと思います。
例えば、iPhoneを前に傾けると加速、後ろに傾けると減速というカーレースゲームがあるとします。
iPhoneを前に傾けると加速して他の車よりも速くなりますが、ある程度以上に傾けると画面そのものが見づらくなります。このような状態は今までのレースゲームとしては致命的な欠点かもしれません。
ですが、実際に車を運転すると、速度が上がればあがる程視野は狭くなり、視界内の情報自体も減少していきます。おまけに、自分の動体視力の能力以上の速度になった瞬間、視界内の情報は激減します。
つまり、高速で動く車から見た前方の景色と、前に大きく傾けたiPhoneの画面の様子は似ているわけです。
さらに、傾き量に合わせてコアイメージのエフェクトを徐々にかけていけば、よりそれっぽく見える事と思います。
そんな言い分は馬鹿げているという人もいるかもしれませんが、わたしが言いたいのはiPhone(だけとも限りませんが)向けのゲームを作るのならば、それに適したゲームを作れば良いという事なのです。
iPhoneだからこそ楽しめるゲーム。そんなゲームを作ってもらいたいのです。(*)
まあ実際には大人の事情やら大人の事情やら大人の事情などなどあるのでしょうが。
(一方で、大人の事情にあまり左右されない独立系デペロッパーこそ、iPhoneだからこそのゲームを開発できるかもしれませんね)
ハードウェアに制約があるのならそれを逆に利用してしまえ。
開発者がそう思えばこそゲームは進化し、プレイヤーは新たな喜びを発見できるのではないかと思います。
(*)こう書くと、じゃあお前が作れよと突っ込まれるけど、わたしはiPhone/iPod touch向けのギャルゲを作るので手一杯だw
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