ゲーム音楽販売のススメ(前編)
iPhone/iPod touch向けゲームのゲーム音楽を販売しよう!
ネタがないので、webページ用の記事の書きかけを……
ゲーム音楽を売りたい。
あなたの夢と希望と妄想が詰め込まれたゲームが、艱難辛苦の末やっとの思いでAppStoreで公開されました。ダウンロードの状況も上々。評価も好意的な評価が多いようです。
そんな評価の中に「ゲームの出来もいいけど、ゲーム内の曲が秀逸!この曲のためだけにダウンロードするのもあり!」なんて書き込みが。よく見ると、他にも同じような意見があります。
こんなに曲の評価が高いのならば、思い切って曲のCDでも売ろうかしら。
ちょっとやまっけの出てくるあなた。
でも、ゲームの音楽ってどうやって売ればいいの?
ゲーム音楽が多くの人を魅了するのは、今や珍しい事ではありません。
ドラクエやFFなどの有名ゲームのミュージック集や、著名な音楽家の手がけたゲームのサウンドトラックは何万枚何十万枚という数を売り上げます。なかにはゲームはプレイしなくてもアルバムだけは購入するという人もいるくらいです。
評価を受けているのは大企業が発売するゲームの音楽だけではありません。
個人が製作したゲームで音楽性が高い評価を受けているゲームといえば、やはり「上海アリス幻樂団」の弾幕STGが筆頭でしょう。いわゆる「東方Project」は同人音楽の世界で旋風を起こし「東方もの」というジャンルを確立するまでに人気を得ています。
あなたがAppStoreで公開しているゲームも、ユーザーから音楽性が認められる可能性は十分にあります。そのユーザーはきっとこう言うでしょう。「このゲームの曲を買いたい!」と。
そんなとき、あなたはどうすればユーザーに曲を届ける事が出来るでしょうか。
もうちょっと下世話な話もしましょう。
あなたがAppStoreでそのゲームを公開するまでには、かなりの時間とお金がかかっています。もしそのゲームが有料であるのならば、あなたは間違いなくお金が欲しいと思っている事でしょう。年間10,800円も払っているんです。せめて元を取りたいとこです。
また、あなたがゲームの開発だけで生活しているのならば状況はより深刻です。ゲームが売れなければ生活が出来ないのです。今は良くても将来は全くわかりません。未来のために少しでも多く稼いでおきたいところです。
でも、新たな収入源を一から作るのは時間と労力がかかります。ならばいっその事、ダメ元でゲームに使用している曲を売ってみてはどうでしょう。売れなくて当たり前、ちょっとでも売れたら御の字。試してみる価値はあるのではないでしょうか。
また、AppStoreでゲームを公開した記念としてゲームの曲を売るというのもありでしょう。
というか、このパターンが一番多いような気もしますが(笑
では、具体的にどうすればゲーム音楽を販売する事が出来るようになるのでしょうか。
ゲーム音楽を売るいくつかの方法。
個人が音楽を販売するには次のような方法が考えられます。
会員制パーソナルスペース
もっともお金のかからない方法がこれです。「vitCrew」のような会員制のパーソナルスペースを設置して会員から会費をとり、会員限定のコンテンツとしてゲーム音楽を配信します。
ただ、会費は月ごとの課金なので、コンテンツの頻繁な更新がないとユーザーにすぐに見捨てられてしまうかもしれません。
同人ショップ・即売会
「とらのあな」や「メロンブックス」や「ホワイトキャンバス」などの同人CDを扱っているショップ(たくさんありすぎて書ききれません)や、「M3」や「コミックマーケット」のような同人即売会でゲーム音楽のCDを頒布するというのも一つの手です。
ショップは一度委託すれば在庫管理の必要がありません。多くの場合、売上金の7割前後があなたの懐に入ってきます。
そして、即売会ではユーザーと直接会う事が出来ます。ユーザーの声を直接聞けるのはものすごく励みになります。即売会の参加費や交通費は必要になりますが。
最大の問題は、数十枚以上のまとまった数の音楽CDをあらかじめ用意しなければいけない事でしょう。
直販
ゲームのサポートページで音楽CDを直販するという手もあります。
ユーザーから注文を受けてからCDを焼き、ジャケットを印刷して、ケースに入れて発送する。
ひとりドロップシッピング状態です。「Kunaki」のようなオンラインデュプリゲートサービスを利用するのも手です。
もちろん、あらかじめ在庫を用意していてもかまいませんが。
月々の売り上げが数枚程度ならこの方法が一番楽です。CD-Rといえども、ちゃんと環境を整えて焼けばプレスしたCDと対等以上の音質になりますしね。
ただ、直販だけではCDはほとんど売れない事を覚えておいてください。
AppStore
AppStoreは「アプリケーションを販売する場」です。Appleさえ認めれば、音楽集アプリやムービー集アプリを販売する事だって出来ます。
例としては日産ムラーノの紹介アプリが参考になるでしょう。
インディーズアルバム販売代行サービス
インディーズアルバム販売代行サービスを用いるのも悪くありません。
同人ショップとはまた違った客層が望める事から販路の面からも面白いかもしれません。
インディーズアルバム販売代行サービスでは、CDの販売額の6割から7割が懐に入るようになっているところが多いようです。
アマゾン
バーコードを用意さえすれば、アマゾンでもCDを販売する事が出来るようになります。
アマゾンの審査と年会費、そして所場代は必要ですが。
ダウンロード音楽販売
ダウンロード販売は今後も成長が期待できる分野なのは、あなたも肌で感じているはず。
AppStoreでゲームを売る身としてはぜひともiTunesStoreでゲーム音楽も販売してみたいところです。
また、iTunesStoreだけに限らず、世の中には様々なダウンロード音楽販売のサービスがあります。世界を相手に音楽も売れるとなれば、ワクワクせずにはいられません。
大手のダウンロード音楽販売サービスは個人との直接契約は行わないのが一般的ですが(ここがAppStoreとは異なる点です)、中間業者を用いればiTunesStoreのような大手でも曲を販売できるようになります。
ということで、次の記事ではどの中間業者があなたに合っているかの比較を。
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