iMacのメモリを増設する際の”ネジ”のはなし。
噂どおりの、難敵。
iMacのメモリを交換/増設するのはとても簡単です。
底面のネジを緩めて、メモリを差し込むだけ。それだけです。
ただ、そのネジが難敵なんですよね……

簡単にナメやがる……
ネットでも話題になることがありますが、この底面のネジって、気を付けないとすぐにネジ山がつぶれてしまい、ネジが回らなくなってしまうんですよね……
いや、気を付けていてもつぶれてしまいます。
だって、わたしがそうだったから!
というわけで、iMacのメモリを交換/増設する際にネジ山がつぶれた時の対処法を。
そのまえに、ネジ山がつぶれないようにするにはどうすれば良いか。この説明を。
まずはドライバー。
くだんのネジは、日本で使われているセンチネジとサイズはほぼ同じなのですが、微妙にサイズが違うんですよ。
サイズとしては1号ドライバー(+1などとかかれている、普通のドライバー)のサイズのはずなのですが、これがネジの溝に対して微妙に大きい。溝が大変浅いので、しっかりとフィットしません。
かといって0号ドライバー(+0などとかかれている)では明らかにサイズが違う。溝が深ければ0号でも回せそうなのですが……。
おまけに、このネジはハンドガンなどの機械で締めているために、かなり固く締まっています。
iMacなどのメーカー製パソコンは、工数と時間を節約するためにネジなどは機械で締めています。機械で締めると手で締めるよりもはるかに早く締めることができ、また少しくらい部品がずれていたとしてもきっちりと締めることができるからです。
逆に言えば、ネジを外す時は、最初に相当の力を加えないとネジが緩まないということになります。ネジが緩んだつもりでドライバーを回していると、じつはネジ山をつぶしているだけ……なんてことになったりします。というか、わたしがなった。
気を付けましょう。
なので、ここでのおすすめはマイナスドライバーです。2mmか2.5mm幅のマイナスドライバーでしっかり溝に食い込ませると良い感じです。
溝が浅いので、マイナスの方が力を加えやすい感じがします。
また、ネジは最初に加える力が肝心です。最初のひと回しにすべてがかかっています。
ネジの中心の軸に力を加えるように意識しつつ、力強く、確実に、がっちりと回しましょう。
ちょこっとでもまわれば、こちらの勝ちです。
軸に力を伝えやすいように、ドライバーの棒の部分に指などを添えてぶれないようにするのも良いでしょう。
そして、ドライバーのサイズが合わないと感じたら、山をつぶす前に一つ大きいドライバーに切りかえましょう。
前置きが長くなりましたが、ネジ山がつぶれた時の対処法はこちら。
その1
貫通ドライバー
「貫通ドライバー」というドライバーがあります。

こんなの。
アマゾンでは、スポーツ&アウトドア用品として売られていました。すくなくとも、スポーツの競技用用品ではないと信じたい。
貫通ドライバーは、ドライバーのおしりの部分から先端まで芯が通っているドライバーです。
このドライバーをナメってしまったネジに当てて、貫通ドライバーのおしりをハンマーで叩きます。
結構強く叩きます。ガンガン叩きます。
こうすることで、ネジに振動を与え、ネジを緩ませて回りやすくさせるのです。
傷が浅い時は、これで回せるようになります。
でも、精密機器に振動はちょっと怖いなぁ……。
確実度 50%
その2
インパクトドライバー
「インパクトドライバー」というドライバーがあります。

こんなヤツ。画像は兼古製作所サイトより、”インパクトドライバー(No.1900)”
このドライバーをナメってしまったネジに力の限り押し当てて、ドライバーのおしりをハンマーで叩きます。ガンガン叩きます。一心不乱に叩きます。
インパクトドライバーはおしりをハンマーで叩くと、先端部分が回転するようにできているので、固く締まったネジでも緩めることができます。
こちらも、傷が浅い時はこれで回るようになります。(とどめを刺す時もありますが)
でも、やっぱり精密機器に振動は……、ねぇ……。
確実度 70%。
その3
摩擦増強剤
精密機器に振動はやはり怖いもの。
そこで登場するのが「摩擦増強剤」
というか、最初にこれを使えよってはなしもありますが。

「滑り止め液」などとも書かれている。近所のホームセンター「ニシムタ」で税込310円。
なお、背景はたまたま写っただけです。他意はありません。ちなみにオレの嫁は写っていません。四人ともかわいいけどさ……。あずにゃん入りの壁紙が早く欲しいです。キモオタですみません。
摩擦増強剤は、粘性の高い液体を溝とドライバーの間に充満させて摩擦による抵抗を増させ、回転に加わる力を増加させる液剤です。
まあようは、これを使えばネジを外しやすくなるということですね。
iMacのメモリ交換の際は、最初からこの摩擦増強剤を利用されることを強く推奨します。まあ、もともとはナメ防止の商品だし(笑

ドライバーの先っちょやネジの溝に、一、二滴付けるだけで、今まで回らなかったネジがすんなり回るようになります。
なんかもう、力のかかり具合が全然違います。グイグイッと力が伝わる感じ。
ネジを外し終えたら、摩擦増強剤を布やテッシュで拭き取るだけ。
結構深い傷でも回せるようになります。(山が大きくつぶれた時などは、マイナスドライバーや六角レンチで回すのも手です)
iMacのネジを外すのは、これが一番良い感じです。振動は怖いもん(笑
他にも、ネジとネジ穴の間の摩擦を緩衝させる浸透液などもあります。
ただ、つけすぎると、掃除が面倒になるのでご注意を。
確実度 75%
その4
ビスブレーカー
摩擦増強剤でも回らないとなると、「ビスブレーカー」の出番です。

画像は兼古製作所サイトより、”ビスブレーカードライバー(No.3960)”
先端が特殊な形状になっているドライバーで、ドライバーのおしりをガンガン叩き、ネジにドライバーの先端を食い込ませネジに新しく溝を作り、ネジを回しやすくするドライバーです。
精密機器に振動は……などと、甘っちょろいことを言っていられない状況の時はこれを使うしかありません。
摩擦増強剤と組み合わせると、より回しやすくなります。
確実度 95%
その5
タガネ
タガネで溝を新たに作ってしまうという方法も……。
確実度 最後の手段
その6
ドリル
径の細いドリルでネジの中心に穴をあけて、引っ張りだすという方法も……
確実度 本当に本当の最後の手段
iMacのメモリを増設/交換する際は、ネジに気をつけて挑んでくださいませ。
iMacのメモリパネルのネジは取り外しができないように加工されているので、ネジが完全にダメになってしまうとちょっと悲惨です。
あ、もちろん静電気にも気を付けてください。
ネジはうまく緩めることができたけど、静電気でメモリを壊しては全てが台無しですからね(笑
追記:
iMacのメモリの増設/交換方法。
柔らかい布の上に、モニタ面を下にしてiMacを寝かせ、モニタの下にあるメモリスロットカバーのネジを緩めます。
無事ネジを緩めることができたら、メモリのカバーを外します。
ネジは完全には外れないので、ネジの抵抗がなくなってきたらゆっくりカバーを外してください。
カバーを外すと、メモリスロットが現れます。

メモリを増設する時は、黒いプラスチックをよけて、メモリの切り欠けが左側になるようにしてゆっくりと両手の親指の腹で押して挿入します。

自分から見てこの向きで挿入。切り欠けは左側。メーカーロゴのついたシールが下側になる場合が多い。

ゆっくりと挿入を。
一番奥まで挿入すると、メモリをロックする”カチッ”という小さな音が聴こえます(聴こえない場合もあります。その場合は、奥までちゃんと挿入されているか、指で少し押し込んで確認してください)。
以前のモデルに比べて挿入時の抵抗は小さくなっていますので、女性でもメモリの増設が楽になりました。
メモリの交換の場合は、黒いプラスチックを手前に引っ張るとメモリスロットに装着されていたメモリが外れて出てくるので取り出してください。
その後は増設の時と同じように、交換する新しいメモリを装着してください。
メモリの交換が終わったら、黒いプラスチックをしまい、メモリスロットのカバーを閉じてください。
増設/交換後にMacが起動しない、またはメモリを認識しない場合は、メモリが正常ならば、多くの場合メモリがちゃんと装着されていないことが原因です。
もう一度最初の手順から行って、メモリをしっかりと装着してください。
と、このようにiMacのメモリ増設/交換は簡単なのですよ、奥さん(笑
底面のネジを緩めて、メモリを差し込むだけ。それだけです。
ただ、そのネジが難敵なんですよね……

簡単にナメやがる……
ネットでも話題になることがありますが、この底面のネジって、気を付けないとすぐにネジ山がつぶれてしまい、ネジが回らなくなってしまうんですよね……
いや、気を付けていてもつぶれてしまいます。
だって、わたしがそうだったから!
というわけで、iMacのメモリを交換/増設する際にネジ山がつぶれた時の対処法を。
そのまえに、ネジ山がつぶれないようにするにはどうすれば良いか。この説明を。
まずはドライバー。
くだんのネジは、日本で使われているセンチネジとサイズはほぼ同じなのですが、微妙にサイズが違うんですよ。
サイズとしては1号ドライバー(+1などとかかれている、普通のドライバー)のサイズのはずなのですが、これがネジの溝に対して微妙に大きい。溝が大変浅いので、しっかりとフィットしません。
かといって0号ドライバー(+0などとかかれている)では明らかにサイズが違う。溝が深ければ0号でも回せそうなのですが……。
おまけに、このネジはハンドガンなどの機械で締めているために、かなり固く締まっています。
iMacなどのメーカー製パソコンは、工数と時間を節約するためにネジなどは機械で締めています。機械で締めると手で締めるよりもはるかに早く締めることができ、また少しくらい部品がずれていたとしてもきっちりと締めることができるからです。
逆に言えば、ネジを外す時は、最初に相当の力を加えないとネジが緩まないということになります。ネジが緩んだつもりでドライバーを回していると、じつはネジ山をつぶしているだけ……なんてことになったりします。というか、わたしがなった。
気を付けましょう。
なので、ここでのおすすめはマイナスドライバーです。2mmか2.5mm幅のマイナスドライバーでしっかり溝に食い込ませると良い感じです。
溝が浅いので、マイナスの方が力を加えやすい感じがします。
また、ネジは最初に加える力が肝心です。最初のひと回しにすべてがかかっています。
ネジの中心の軸に力を加えるように意識しつつ、力強く、確実に、がっちりと回しましょう。
ちょこっとでもまわれば、こちらの勝ちです。
軸に力を伝えやすいように、ドライバーの棒の部分に指などを添えてぶれないようにするのも良いでしょう。
そして、ドライバーのサイズが合わないと感じたら、山をつぶす前に一つ大きいドライバーに切りかえましょう。
前置きが長くなりましたが、ネジ山がつぶれた時の対処法はこちら。
その1
貫通ドライバー
「貫通ドライバー」というドライバーがあります。

こんなの。
アマゾンでは、スポーツ&アウトドア用品として売られていました。すくなくとも、スポーツの競技用用品ではないと信じたい。
貫通ドライバーは、ドライバーのおしりの部分から先端まで芯が通っているドライバーです。
このドライバーをナメってしまったネジに当てて、貫通ドライバーのおしりをハンマーで叩きます。
結構強く叩きます。ガンガン叩きます。
こうすることで、ネジに振動を与え、ネジを緩ませて回りやすくさせるのです。
傷が浅い時は、これで回せるようになります。
でも、精密機器に振動はちょっと怖いなぁ……。
確実度 50%
その2
インパクトドライバー
「インパクトドライバー」というドライバーがあります。

こんなヤツ。画像は兼古製作所サイトより、”インパクトドライバー(No.1900)”
このドライバーをナメってしまったネジに力の限り押し当てて、ドライバーのおしりをハンマーで叩きます。ガンガン叩きます。一心不乱に叩きます。
インパクトドライバーはおしりをハンマーで叩くと、先端部分が回転するようにできているので、固く締まったネジでも緩めることができます。
こちらも、傷が浅い時はこれで回るようになります。(とどめを刺す時もありますが)
でも、やっぱり精密機器に振動は……、ねぇ……。
確実度 70%。
その3
摩擦増強剤
精密機器に振動はやはり怖いもの。
そこで登場するのが「摩擦増強剤」
というか、最初にこれを使えよってはなしもありますが。

「滑り止め液」などとも書かれている。近所のホームセンター「ニシムタ」で税込310円。
なお、背景はたまたま写っただけです。他意はありません。ちなみにオレの嫁は写っていません。四人ともかわいいけどさ……。あずにゃん入りの壁紙が早く欲しいです。キモオタですみません。
摩擦増強剤は、粘性の高い液体を溝とドライバーの間に充満させて摩擦による抵抗を増させ、回転に加わる力を増加させる液剤です。
まあようは、これを使えばネジを外しやすくなるということですね。
iMacのメモリ交換の際は、最初からこの摩擦増強剤を利用されることを強く推奨します。まあ、もともとはナメ防止の商品だし(笑

ドライバーの先っちょやネジの溝に、一、二滴付けるだけで、今まで回らなかったネジがすんなり回るようになります。
なんかもう、力のかかり具合が全然違います。グイグイッと力が伝わる感じ。
ネジを外し終えたら、摩擦増強剤を布やテッシュで拭き取るだけ。
結構深い傷でも回せるようになります。(山が大きくつぶれた時などは、マイナスドライバーや六角レンチで回すのも手です)
iMacのネジを外すのは、これが一番良い感じです。振動は怖いもん(笑
他にも、ネジとネジ穴の間の摩擦を緩衝させる浸透液などもあります。
ただ、つけすぎると、掃除が面倒になるのでご注意を。
確実度 75%
その4
ビスブレーカー
摩擦増強剤でも回らないとなると、「ビスブレーカー」の出番です。

画像は兼古製作所サイトより、”ビスブレーカードライバー(No.3960)”
先端が特殊な形状になっているドライバーで、ドライバーのおしりをガンガン叩き、ネジにドライバーの先端を食い込ませネジに新しく溝を作り、ネジを回しやすくするドライバーです。
精密機器に振動は……などと、甘っちょろいことを言っていられない状況の時はこれを使うしかありません。
摩擦増強剤と組み合わせると、より回しやすくなります。
確実度 95%
その5
タガネ
タガネで溝を新たに作ってしまうという方法も……。
確実度 最後の手段
その6
ドリル
径の細いドリルでネジの中心に穴をあけて、引っ張りだすという方法も……
確実度 本当に本当の最後の手段
iMacのメモリを増設/交換する際は、ネジに気をつけて挑んでくださいませ。
iMacのメモリパネルのネジは取り外しができないように加工されているので、ネジが完全にダメになってしまうとちょっと悲惨です。
あ、もちろん静電気にも気を付けてください。
ネジはうまく緩めることができたけど、静電気でメモリを壊しては全てが台無しですからね(笑
追記:
iMacのメモリの増設/交換方法。
柔らかい布の上に、モニタ面を下にしてiMacを寝かせ、モニタの下にあるメモリスロットカバーのネジを緩めます。
無事ネジを緩めることができたら、メモリのカバーを外します。
ネジは完全には外れないので、ネジの抵抗がなくなってきたらゆっくりカバーを外してください。
カバーを外すと、メモリスロットが現れます。

メモリを増設する時は、黒いプラスチックをよけて、メモリの切り欠けが左側になるようにしてゆっくりと両手の親指の腹で押して挿入します。

自分から見てこの向きで挿入。切り欠けは左側。メーカーロゴのついたシールが下側になる場合が多い。

ゆっくりと挿入を。
一番奥まで挿入すると、メモリをロックする”カチッ”という小さな音が聴こえます(聴こえない場合もあります。その場合は、奥までちゃんと挿入されているか、指で少し押し込んで確認してください)。
以前のモデルに比べて挿入時の抵抗は小さくなっていますので、女性でもメモリの増設が楽になりました。
メモリの交換の場合は、黒いプラスチックを手前に引っ張るとメモリスロットに装着されていたメモリが外れて出てくるので取り出してください。
その後は増設の時と同じように、交換する新しいメモリを装着してください。
メモリの交換が終わったら、黒いプラスチックをしまい、メモリスロットのカバーを閉じてください。
増設/交換後にMacが起動しない、またはメモリを認識しない場合は、メモリが正常ならば、多くの場合メモリがちゃんと装着されていないことが原因です。
もう一度最初の手順から行って、メモリをしっかりと装着してください。
と、このようにiMacのメモリ増設/交換は簡単なのですよ、奥さん(笑
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コメント
すばらしい!
ネジ山がつぶれた時の対処法について、こんなに親切なまとめを読んだのは初めてです。
おいらもiMacを家で使っております。
「ネジ滑り止め液」は一家に一つあるべきものだと思いましたので、こんど東急ハンズに行ったときにでも購入したいと思いますです。
いい記事をありがとうございました。
投稿: おいら | 2009年5月26日 (火) 13時25分
おいらさん、ありがとうございます^^
ネジ滑り止め液は値段の割に効果が高いので、ぜひお手元に^^
これからも、よろしくお願いします。
投稿: 阿多永彩 | 2009年5月26日 (火) 15時53分
詳細な記事ありがとうございます。
自分もiMac使いなので、今後のメモリ増設の際には参考にさせていただきます。
ところであずにゃん入りの壁紙ですが、
原作絵っぽいのでよろしければこんなの見つけました。
http://konachan.com/post/show/47315/akiyama_mio-blue-hirasawa_yui-k-on-kotobuki_tsumug
よかったら!
投稿: えびふらい | 2009年5月28日 (木) 01時07分
えびふらいさん、こんにちは。
おお!これは5月号の表紙のヤツですね!
ありがたくちょうだいさせていただきます^^
あっぱ、あずにゃんですよ!
あずにゃん成分を補給せねば!w
投稿: 阿多永彩 | 2009年5月29日 (金) 00時00分