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2009年5月19日 (火)

軟調のMac、踊り場のiPod、好調のiPhone。

でも、他社に比べればまだまし。



不況の中にあって、Macは再びマーケットシェアと販売台数を落としているようです。

MacとiPodの販売台数、4月は減少--アナリストが分析 - CNET Japan

ただ、世界的な購買意欲の低下の中にあってもMacに対する低下の割合は他社に比べれば軽微と言ってもよく、Appleのキズはそれほど大きいとは言えません。

また、マーケットシェアをのばした他社の製品はネットブックを代表とする低価格製品であるために利益率がかなり低く、売上高をのばしても利益を得られない増収減益に陥りつつあります。
Appleはマーケットシェアが3%前後まで低下した時期から今まで、一貫して高付加価値商品をラインナップの中心としているため、他社に比べて景気環境のブレを受けにくい体質を持っています(いわゆるApple税ですね)。

今年はこの後もMacは軟調が続くものと思われますが、低価格商品ばかりが売れ線になってしまう他社よりは、会社としてのダメージは小さそうです。


iPodは、欲しい人にはあらかた渡りきった感がありますよね。ただこれからも、買い替え需要は大きいので、iPodは低水準ながらも成長していきそうです。

その買い替え需要ですが、いままでiPod nanoなどを利用していたユーザーがiPod touchに買い替えているのが感じ取れます。価格的にはiPod nanoよりもずっと高価なiPod touchですが、デバイスとしての新規さと機能性に興味を持っているユーザーは多いようです。とくに、iPhoneはいらないけどiPhoneゲームはしたいという十代、二十代の層が増えてきているようですから、それらの層がiPod touchに乗り換えるケースは増えそうです。


iPhoneはとにかく売れています。
国内での販売台数も”ケータイとしての及第点”を超え、ヒット商品としてのラインが見えてきました。ケータイは通常、発売から半年から長くても一年ほどで売り上げの曲線が消滅するものですが、iPhone 3Gに関して言えば、当面は売り上げ曲線消滅の兆しがないという特異な状況となっています。 国内でもAndroidケータイがドコモから発売されますが、iPhoneへの影響は当面はないでしょう。

世界全体でも、スマートフォン利用者の裾野が広がった事からiPhoneも販売台数をのばしています。 ライバルとなるデバイスは数あれど、向こう10年程度は共存共栄ができるおもいます。本当の戦いはそれからではないでしょうか。


景気減退の底はまだ見えていませんが、iPhoneアプリの市場は順調に拡大していきそうです。
一方で、Macのシェア低下は、せっかくObjectiv-Cを習得した開発者の方に取っては歯がゆいものがあると思います。Macのシェアがかつてのように20%台まで回復すれば、Objectiv-CをiPhone以外でも活躍させる場が増えるのですが……

以上、チラシの裏でした。


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