米エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(ESRB)会長曰く、
「iPhoneゲームってさぁ、ESRBのレーティング(有料)を採用していないとかさ、おかしくね?」
釣りっぽいタイトルでごめんなさい。
CNET Japanによると、米エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(ESRB)会長のPatricia Vance氏はゲーム系サイトKotakuに対し、iPhoneゲームもESRBのレーティングを採用すべきだと述べたそうです。(*1)
ESRB President Calls For iTunes Game Ratings - Kotaku
iPhone用ゲームにもレーティングが必要--米娯楽ソフト審査機関ESRBプレジデントが発言 - CNET Japan
(CNETの原文記事)
Patricia Vance会長は、ESRBのレーティングとAppleのペアレンタルコントロールを組み合わせる事で、児童の保護者は子供に安全なiPhoneゲームを遊ばせることができるはずだと主張しています。
ESRBは1994年に設立されたゲーム業界の非営利の任意団体で、ゲームに対する規制から業界を守るために設立されました。
当初は、「我が身を律する」的な、公権力の介入を未然に防ぐための団体といった性格が強かったものの、時は移ろい月日は流れ、いまでは北米(特にアメリカ)において非常に権威ある審査機関と理解されています。
日本のSEROに近い団体ですね。
(SEROはESRBをモデルケースの一つとしていたようです)
ちなみにどのぐらい権威があるかというと、ESRBの審査を受けていないパッケージは小売店で流通されないほど。
本来は、任意団体であるESRBの審査は受けなくてもよいのですが、小売店側が原則としてESRBの審査を受けていないゲームを販売してくれないので、ゲーム会社は嫌でもESRBの審査を受けなくてはなりません。
また、ESRBは教育関係の圧力団体「PTA」と関係が深く、議会に対しての圧力団体としての側面も持っています。
政府の団体がESRBのレーティングを公に効力のあるものだと認める場合もあります。
(これから先の詳しい事はグーグル先生とかに聞いてください)
このようなこともあり、ESRBのレーティングは日本のSEROとは比べ物にならないほど信頼されています。まあ、盲信しているだけの親御さんもおられるようですが……。
とはいえ、ESRB審査で北米の未成年者から不適切なゲームを離すことができるのも事実。
確かに必要な団体ではありますが、iPhoneゲームに適しているかどうかはまた別の話しです。
なお、ESRBの審査を受けるためには結構な金額のお金がかかります。非営利団体と言っても、運営にはお金かかるしね!議会に圧力かけるにもお金がいるしね!!
パッケージのゲームの場合、1タイトルあたり$4,000からの費用がかかります。再提出や制作途中での提出などは別料金となります。ちなみに審査の特急料金もあるようです。
$4,000……だと……!?
そんな金払えないぜ!
とお嘆きのiPhoneゲーム開発者の皆さん。ご安心ください。ESRBでは特別に携帯端末コンテンツは$400からという破格のお値段で審査しております。
良心的!なんて良心的!
実際にはなんだかんだで$800くらいはかかるそうですが、$4,000に比べたらチョー激安だよね!
まあ、何が言いたいかというと、iPhoneゲームもESRBの審査を受けるようになったら、個人のiPhoneゲーム開発者は全滅するなぁ……と(笑
中には、
「クソつまらねぇゲームを作る個人は全滅すればいいんだよww邪魔なんだよw勝手に○ねよwww」
と、2ちゃんねるの某板の住民のような書き込みをそのまま思考にする方もおられるかもしれませんが、iPhoneゲームにおいて個人の開発者は、多様性を保ち陳腐化を防ぐという効果もあるわけなので、せっかく開いている門を締めてしまうのはiPhoneゲームにとっては望ましくないと思います。
とはいえ、将来外部からの圧力でESRBのレーティング審査をAppleが認める事態もくるかもしれません。そうなったとき、iPhoneゲームはどうなってしまうのか、これはこれでちょっと興味があったりもします。(*2)
ESRBの審査で、北米の未成年者が不適切なゲームをプレイする危険は減るとは思いますが……
しかし……。
(*1)
CNETの記事ではiPhoneゲームにはレーティングが存在しないかのような印象を受けますが、実際にはAppleが独自にレート付けを行っています。
SCEやNOAの独自審査のようなものですね。
Kotakuの記事とCNETの原文記事のコメントの内容にも注目。
(*2)
ESRBの審査が行われるようになったらどうなるか。
パターン1
Appleが全面的にESRBの審査を受けた場合。
個人でiPhoneゲーム作っている人は、隕石落しを喰らう。そんな事をやったら、ゲームカテゴリが寒くなって人が住めなくなるぞ!!シャ○ー!
それが嫌ならば、販売国から我らが偉大なる米帝を外す事。
パターン2
ESRBの審査を任意制にする。
企業は審査を受け、大多数の個人は無審査。
Appleは、ESRB大好きな親御さんのために、ペアレンタルコントロールで無審査のiPhoneゲームはダウンロードできないようにオプションを用意。
パターン3
価格帯でESRBの審査を受けるか受けないかを決める。
ちょとまえに話しにあった、「$20以上iPhoneゲーム」のカテゴリを新たに作り、そのカテゴリのゲームだけ審査を受けるようにする。
価格が高い
↓
大手の作品
↓
社会的影響が大きい
という、とんでも三段論法。
まあ、SEROは妥協案としてこの三段論法を採用しようとしたことがあったけどね!
もちろん、無審査はペアレンタルコントロールでシャットアウト。
ESRB President Calls For iTunes Game Ratings - Kotaku
iPhone用ゲームにもレーティングが必要--米娯楽ソフト審査機関ESRBプレジデントが発言 - CNET Japan
(CNETの原文記事)
Patricia Vance会長は、ESRBのレーティングとAppleのペアレンタルコントロールを組み合わせる事で、児童の保護者は子供に安全なiPhoneゲームを遊ばせることができるはずだと主張しています。
ESRBは1994年に設立されたゲーム業界の非営利の任意団体で、ゲームに対する規制から業界を守るために設立されました。
当初は、「我が身を律する」的な、公権力の介入を未然に防ぐための団体といった性格が強かったものの、時は移ろい月日は流れ、いまでは北米(特にアメリカ)において非常に権威ある審査機関と理解されています。
日本のSEROに近い団体ですね。
(SEROはESRBをモデルケースの一つとしていたようです)
ちなみにどのぐらい権威があるかというと、ESRBの審査を受けていないパッケージは小売店で流通されないほど。
本来は、任意団体であるESRBの審査は受けなくてもよいのですが、小売店側が原則としてESRBの審査を受けていないゲームを販売してくれないので、ゲーム会社は嫌でもESRBの審査を受けなくてはなりません。
また、ESRBは教育関係の圧力団体「PTA」と関係が深く、議会に対しての圧力団体としての側面も持っています。
政府の団体がESRBのレーティングを公に効力のあるものだと認める場合もあります。
(これから先の詳しい事はグーグル先生とかに聞いてください)
このようなこともあり、ESRBのレーティングは日本のSEROとは比べ物にならないほど信頼されています。まあ、盲信しているだけの親御さんもおられるようですが……。
とはいえ、ESRB審査で北米の未成年者から不適切なゲームを離すことができるのも事実。
確かに必要な団体ではありますが、iPhoneゲームに適しているかどうかはまた別の話しです。
なお、ESRBの審査を受けるためには結構な金額のお金がかかります。非営利団体と言っても、運営にはお金かかるしね!議会に圧力かけるにもお金がいるしね!!
パッケージのゲームの場合、1タイトルあたり$4,000からの費用がかかります。再提出や制作途中での提出などは別料金となります。ちなみに審査の特急料金もあるようです。
$4,000……だと……!?
そんな金払えないぜ!
とお嘆きのiPhoneゲーム開発者の皆さん。ご安心ください。ESRBでは特別に携帯端末コンテンツは$400からという破格のお値段で審査しております。
良心的!なんて良心的!
実際にはなんだかんだで$800くらいはかかるそうですが、$4,000に比べたらチョー激安だよね!
まあ、何が言いたいかというと、iPhoneゲームもESRBの審査を受けるようになったら、個人のiPhoneゲーム開発者は全滅するなぁ……と(笑
中には、
「クソつまらねぇゲームを作る個人は全滅すればいいんだよww邪魔なんだよw勝手に○ねよwww」
と、2ちゃんねるの某板の住民のような書き込みをそのまま思考にする方もおられるかもしれませんが、iPhoneゲームにおいて個人の開発者は、多様性を保ち陳腐化を防ぐという効果もあるわけなので、せっかく開いている門を締めてしまうのはiPhoneゲームにとっては望ましくないと思います。
とはいえ、将来外部からの圧力でESRBのレーティング審査をAppleが認める事態もくるかもしれません。そうなったとき、iPhoneゲームはどうなってしまうのか、これはこれでちょっと興味があったりもします。(*2)
ESRBの審査で、北米の未成年者が不適切なゲームをプレイする危険は減るとは思いますが……
しかし……。
(*1)
CNETの記事ではiPhoneゲームにはレーティングが存在しないかのような印象を受けますが、実際にはAppleが独自にレート付けを行っています。
SCEやNOAの独自審査のようなものですね。
Kotakuの記事とCNETの原文記事のコメントの内容にも注目。
(*2)
ESRBの審査が行われるようになったらどうなるか。
パターン1
Appleが全面的にESRBの審査を受けた場合。
個人でiPhoneゲーム作っている人は、隕石落しを喰らう。そんな事をやったら、ゲームカテゴリが寒くなって人が住めなくなるぞ!!シャ○ー!
それが嫌ならば、販売国から我らが偉大なる米帝を外す事。
パターン2
ESRBの審査を任意制にする。
企業は審査を受け、大多数の個人は無審査。
Appleは、ESRB大好きな親御さんのために、ペアレンタルコントロールで無審査のiPhoneゲームはダウンロードできないようにオプションを用意。
パターン3
価格帯でESRBの審査を受けるか受けないかを決める。
ちょとまえに話しにあった、「$20以上iPhoneゲーム」のカテゴリを新たに作り、そのカテゴリのゲームだけ審査を受けるようにする。
価格が高い
↓
大手の作品
↓
社会的影響が大きい
という、とんでも三段論法。
まあ、SEROは妥協案としてこの三段論法を採用しようとしたことがあったけどね!
もちろん、無審査はペアレンタルコントロールでシャットアウト。
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