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2009年6月19日 (金)

iPhone OS 3.0の「ボイスメモ」をGarageBand '08で編集する方法。

Img_0129

「ボイスメモ」をMacのガレバンで編集するには、ひと手間必要。



iPhone OS 3.0で追加された新アプリ「ボイスメモ」
iPhone 3Gのマイクは(本体のマイクもヘッドフォンのマイクも)スマートフォンとしてはかなり品質が良いので、かなりクリアな音声が録音できます。

なので、ポッドキャストを再開する時は、iPhoneで収録してもいいなぁ……
などと思いつつ、「ボイスメモ」のサンプル音声をGarageBandで編集してMP3に変換しようとした時、事件は起こった。


Gbmemo
いつものようにiTunesからドラッグしたのに……


ガレバンがボイスメモを認識しねぇ……
GarageBandにボイスメモをドラッグすると、空っぽのファイルとして認識されてしまうみたい。


Gbmemo2
綺麗なフラットだろ……。でもホントは音声が入っているんだぜ……
(画像クリックでライトボックス表示)


わたしの使っているガレバンは一つ前のGarageBand '08。
どうやら、08ではボイスメモのファイルをうまく認識しないみたいです。詳しく言えばコーデックがどうのこうのという話だけど、そんな事はどうでもいい。
わたしはガレバンでボイスメモを編集したいだけなんだ!

そこで、わたしが取った手段は二つ。
メモ替わりにここに書き記そうと思います。
09?そんなもの買う金はない!!正真正銘の貧乏人をなめてもらっては困る。
(第一、09ならちゃんと編集できるって保証も無いし笑)



その1 iTunesで変換
ボイスメモはiTunesでは認識している。ということは、iTunesで他の形式に書き換えればいいのではないか?

と言う事で、実行。

Gbnemo3
ボイスメモをAppleロスレス形式に書き出し。
ここで、「あれ?これ意味あるの?」と思った方もいるかもしれません。
ボイスメモは、もともとAppleロスレス形式のファイルです。でも、ボイスメモのAppleロスレスとiTunesのAppleロスレスは微妙に違うものなんです。この微妙な差が、ガレバンで認識するかしないかの違いになります。


Gbmemo12
こちらがiTunesでのボイスメモの概要。エンコード方式が不明。


Gbmemo4
ボイスメモをAppleロスレス形式に書き出した(再エンコードした)ファイルの概要。
iTunes 8.2形式で再エンコードされた事が分かる。


この書き出した(再エンコードした)ファイルをガレバンにドラッグすると……


Gbmemo5
GarageBandにちゃんと認識される。
(画像クリックでライトボックス表示)
認識されれば、あとは焼くなり煮るなり自由に編集可能!



その2 QuickTimeで変換
まず先に断っておきます。
わたしはQuickTime PROを使用しています。なので、ノーマルのQuickTimeでもこの方法が使えるかは分かりません。(アップルスクリプトを使えば確実にできるとは思います)
雪豹のQuickTimeなら問題ないと思うんだけどね……

iTunesを利用する方法は手軽だけど、一時的に利用するだけのファイルをiTunesの中に作ってしまったり、作ったファイルが探しにくかったりもします。
そこでQuickTimeの出番です。iTunesでボイスメモが認識されているという事は、QuickTimeでも読み込めるという事です。
iTunesの音声再生はQuickTimeの技術に依存しているからね。

そこで、QuickTimeでボイスメモをガレバンが認識できる形式に変換します。
このやり方はWindowsでもつかえるはずです。(Automatorやアップルスクリプトで自動化するときにもね)

Gbmemo6
QuickTimeを起動して、「ファイル」>「ファイルを開く」。ファイル選択画面で、「ユーザーネーム」>「ミュージック」>「iTunes」>「iTunes Music」>「Voice Memos」で目的のファイルを選択。


Gbmemo7
ファイルを選んだら、「ファイル」>「書き出す」


Gbmemo8
任意の書き出し場所を選ぶ。今回はAIFF形式に書き出し。WindowsならWAVなどに書き出してください。


Gbmemo9
オプションで、サンプルサイズ(サンプルレート)を16bitに変更。
ガレバンは16bitまでしか扱えないのですよ。
(24bitの場合はガレバンが16bitに変換します。32bitはガレバンから拒否されます笑)


Gbmemo10
書き出したファイルをガレバンにドラッグ&ドロップ。
無事に認識されました。
波形が二つあるのは2チャネル(ステレオ)で書き出したため
(画像クリックでライトボックス表示)




これで、無事にボイスメモをガレバン(08)で編集できるようになりました。
ちょっと面倒ですけど、これで「ボイスメモ」を使ってポッドキャストの収録ができそうです。

え?おまえも開発者の端くれなら、こんなややこしい事せずに「afconvert」(*)使えって?
いやぁ〜。わたしはキーボード叩くの苦手だから(笑



(*)
UNIXの、万能サウンドフォーマット変換コマンド。
使い方を見ていると、「いつ使うんだろ、これ……」というようなコーデックが見つかったりして時間をつぶせます。


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