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2009年9月 2日 (水)

開発者に告ぐ。
iPhoneアプリへのAR(拡張現実)実装は少し待ちたまへ。

Iphoneap_2

ARの内容によっては、公開までにお時間をいただきます。






最近のiPhoneアプリ開発者のトレンドと言えば、AR、すなわち拡張現実です。どいつもこいつもARにお熱です。
……いやまあ、本当にお熱なのは一部の開発者だけですが。(*1)

で、そのARですが、最近、AppleはARを実装したアプリの公開を保留状態にする事が多くなっているようです。
(ARの概要はWikipediaあたりでどぞ)

保留理由としては、少なくともiPhone OS 3.1の登場までARは控えて欲しいというもののようで、iPhone OS 3.1以降で実装される、マップ関係のAPIにAR絡みのAPIが含まれる事になるので、ARはそのAPIを利用して実装して欲しいという事のようです。

現在iPhoneアプリにARを実装するためには、独自に開発したAPIを用いるか、Appleが非公開扱いにしているAPI(いうまでもなく、開発者ならその存在は簡単に分かる)を利用してARを実装するわけですが、独自のAPIや非公開APIはiPhoneアプリの動作が不安定になる可能性があるため、推奨されるものではありません。(*2)
そもそも、非公開APIの利用は規約違反だしね。

ということで、iPhone向けにARなアプリを考えている方は、公開するタイミングを間違わないようご注意を。

ただ、ARといってもその表現にはかなりの幅があり、マップアプリに現在地の情報を重ねて表示する程度のものから、電脳アリスのような空間的拡張、はては電脳コイルのような本格的な空間拡張まで様々です。
現在のところ、マップアプリに現在地の情報を重ねて表示する程度のiPhoneアプリは審査を通る事もあるようですが、もう少し踏み込んでARを実現したものは、保留または掲載拒否になるようです。
この辺りの審査基準が今イチはっきりしないのですが、感触としては審査を担当している当のApple側でも、ARの取り扱いに対して何らかの混乱がおきているのではないかといった感じがします。
Appleとしては、3.1以降で追加されるAPIを利用したARはオッケーで、それ以外はNGにしたいのが本音なのではないかと思います。

もっとぶっちゃければ、審査担当者の数が足りないんだから、余計な仕事を増やさないでくれよ!といったとこなのかも(笑



(*1)
ARはこれからの標準技術になりそうな技術だし、なにより今の段階ではアプリを売るための強力な武器になる……ような気がするw
ということで、一部の開発者はARにかなり熱心に取り組んでおられるのです。
わたしは電脳アリス系のiPhoneアプリをつくりたいなぁ(笑

(*2)
独自のAPIに関して言えば、以前よりはかなり寛容になった印象。
「とりあえず問題なく動けば、いいんじゃね?」
といったスタンスになっている感じ。





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