中学生に、オブジェクト指向を説明したんだ。
人にものを説明するのは難しい。
なんの因果か、オブジェクト指向を解説する事があった。
相手は中学生である。若さのエナジーあふれる、ニキビすらもまぶしく見える生命のエネルギーあふれる中学生様である。
ちくしょう。こちとら、日々生命力判定でファンブルが出ないかビクビクしながら生きているというのに。やつらの生命力点ならファンブルなんて無縁なんだろうな。もう一回言う。
ちくしょう。
で、その中学生様にオブジェクト指向を解説した。
オレ「えと、まあ、あれだよ。」
中学生様「…………」
オレ「徹夜が続くとさ、夜中に妖精が現れるじゃない。ちっちゃい妖精さんが。たくさん。夏休みの終わりとかさ、宿題終わらせるために徹夜するじゃん。いやまあ、わたしは宿題をいつも後回しにしていたからさ」
中学生様「…………」
オレ「でさ、妖精さんにはそれぞれ得意分野があるんだよ。まぁ、国語が得意なヤツとか、理科が得意なヤツとか」
中学生様「……数学が得意なのとかですか?」
オレ「そうそう。でね、そういった妖精さんがさ、話し合いをするわけだよ」
中学生様「…………」
オレ「自分の得意分野はこれこれだから、俺はこの宿題をやるぜ、あたしは数学が得意だから数学をやるわ、わっちは社会が得意だから社会をやるでありんす。って感じでさ、妖精さんが分担して宿題をするわけだよ」
中学生様「…………」
オレ「で、この妖精さんって言うのが、一つ一つのオブジェクトなんだよ」
中学生様「…………!」
オレ「オブジェクト指向っていうのは、……今回はオブジェクト指向プログラムだね。オブジェクト指向っていうのは、小さないくつかのプログラムの集まりが話し合って一つの大きな仕事、……さっきの例えだと夏休みの宿題だね。一つの大きな仕事をいくつものオブジェクトが協力しあって完成させるのが、オブジェクト指向の大まかな考え方だよ」
中学生様「…………!」
オレ「オブジェクト指向の良い点は、オブジェクトを増やせば得意分野も増えるというところだね。苦手な科目の宿題があっても、他所からその科目が得意な妖精さんをつれてくればいいってことだね。夏休みの宿題なんて、友達どうしで集まって得意教科ごとに分担して解いた方が効率がいいからさ」
中学生様「(゚▽゚*)」
中学生様は、こんな説明でもオブジェクト指向を理解してくださったようだ。さすがだ。
わたしだったら絶対理解できないだろうに。
オブジェクト指向を理解して喜んでいる中学生様の横で、担当だか担任だかとおぼしき教師が微妙な顔をしていた。
怒るでもなく、あきれるでもなく、笑うでもなく、とかく微妙な表情をしていた。ツッコミを入れるべきかどうか迷っているようにも見えた。
やはり、あれだろうか。オブジェクト指向の解説としては今イチだったのだろうか。でも、徹夜をすれば妖精さんは現れ、夏休みの宿題は分担するものである。この点に関しては、つっこまれるものではなかろう。
うーん。人にものを教えるというのは難しいものだ。
いったい、なにがいけなかったのだろう。
相手は中学生である。若さのエナジーあふれる、ニキビすらもまぶしく見える生命のエネルギーあふれる中学生様である。
ちくしょう。こちとら、日々生命力判定でファンブルが出ないかビクビクしながら生きているというのに。やつらの生命力点ならファンブルなんて無縁なんだろうな。もう一回言う。
ちくしょう。
で、その中学生様にオブジェクト指向を解説した。
オレ「えと、まあ、あれだよ。」
中学生様「…………」
オレ「徹夜が続くとさ、夜中に妖精が現れるじゃない。ちっちゃい妖精さんが。たくさん。夏休みの終わりとかさ、宿題終わらせるために徹夜するじゃん。いやまあ、わたしは宿題をいつも後回しにしていたからさ」
中学生様「…………」
オレ「でさ、妖精さんにはそれぞれ得意分野があるんだよ。まぁ、国語が得意なヤツとか、理科が得意なヤツとか」
中学生様「……数学が得意なのとかですか?」
オレ「そうそう。でね、そういった妖精さんがさ、話し合いをするわけだよ」
中学生様「…………」
オレ「自分の得意分野はこれこれだから、俺はこの宿題をやるぜ、あたしは数学が得意だから数学をやるわ、わっちは社会が得意だから社会をやるでありんす。って感じでさ、妖精さんが分担して宿題をするわけだよ」
中学生様「…………」
オレ「で、この妖精さんって言うのが、一つ一つのオブジェクトなんだよ」
中学生様「…………!」
オレ「オブジェクト指向っていうのは、……今回はオブジェクト指向プログラムだね。オブジェクト指向っていうのは、小さないくつかのプログラムの集まりが話し合って一つの大きな仕事、……さっきの例えだと夏休みの宿題だね。一つの大きな仕事をいくつものオブジェクトが協力しあって完成させるのが、オブジェクト指向の大まかな考え方だよ」
中学生様「…………!」
オレ「オブジェクト指向の良い点は、オブジェクトを増やせば得意分野も増えるというところだね。苦手な科目の宿題があっても、他所からその科目が得意な妖精さんをつれてくればいいってことだね。夏休みの宿題なんて、友達どうしで集まって得意教科ごとに分担して解いた方が効率がいいからさ」
中学生様「(゚▽゚*)」
中学生様は、こんな説明でもオブジェクト指向を理解してくださったようだ。さすがだ。
わたしだったら絶対理解できないだろうに。
オブジェクト指向を理解して喜んでいる中学生様の横で、担当だか担任だかとおぼしき教師が微妙な顔をしていた。
怒るでもなく、あきれるでもなく、笑うでもなく、とかく微妙な表情をしていた。ツッコミを入れるべきかどうか迷っているようにも見えた。
やはり、あれだろうか。オブジェクト指向の解説としては今イチだったのだろうか。でも、徹夜をすれば妖精さんは現れ、夏休みの宿題は分担するものである。この点に関しては、つっこまれるものではなかろう。
うーん。人にものを教えるというのは難しいものだ。
いったい、なにがいけなかったのだろう。
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コメント
きっと先生は妖精さんを一人以上見たことが無いか、全知全能の神様一人がついていたに違いない!(笑)
投稿: くじゃく | 2009年9月 5日 (土) 11時21分
徹夜が続くって環境は特殊過ぎるから理解されないかもしれませんね。
投稿: うら・だら | 2009年9月 6日 (日) 21時04分
でもボクは見たんだ!
妖精さんを見たんだ!w
冷静に判断するに、「ありんす」がいけなかったのではないかと思うんだ。
あの先生は賢狼萌えだと思ったんだがなぁ……
失敗失敗。
投稿: 阿多永彩 | 2009年9月 6日 (日) 23時06分